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触ったり、飛んできたりする毒針により発症~毛虫皮膚炎

5~6月、8~9月は要注意⚡️

「毛虫皮膚炎」

毛虫皮膚炎は、都市部では主にチャドクガの幼虫🐛が持つ「毒針毛」を触ることで発症します。

毒針毛は肉眼では見えないため、気づかないうちに触ってしまったり、風に飛んできた毒針毛が皮膚についたりすることもあります。

チャドクガの幼虫は、ツバキやサザンカを好みます。

5~6月、8~9月は幼虫の孵化時期のため、それらの草木に発生することが多いです。

また、幼虫が居なくても、草木に脱皮殻毒針毛が残っていることもあり、それにより毛虫皮膚炎を発症することもあります。

毛虫皮膚炎の症状は、赤くボワッとした膨疹の「即時型反応」、1~2日後に出現する皮疹「遅延型反応」の2パターンがあります。

治療法は症状によって異なりますので、

発症した時は医療機関を受診し、しっかりと医師に診断してもらうことが大切です。

毛虫皮膚炎の予防方法:

・毛虫の発生時期や場所を確認し、近づかない

・自然が多い場所に行く際には肌の露出を少なくする

・幼虫の駆除対策を正しく駆除、対策をする

・毛虫に触れた可能性のある衣類を他の衣類と分けて複数回選択する

・洗濯物を室内干しに変える

毛虫皮膚炎は非常に痒く、発症するとついつい掻きむしってしまうことが多いです。

ですが、それにより「とびひ」や「痒疹」のような別の皮膚炎に発展することもあるため、掻きすぎてしまう前に早めに医療機関を受診することをお勧めします。

当院では、患者様の症状に合わせて適切なステロイド剤や抗ヒスタミン薬での治療を提案いたします。

毛虫皮膚炎にお悩みの方は、お気軽にご相談ください。


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