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粉瘤(ふんりゅう)とは?放置するリスクと治療法|皮膚科専門医が解説

皮膚外科・形成外科 皮膚科(一般・小児)
粉瘤(ふんりゅう)とは?放置するリスクと治療法

顔や体の”しこり”が気になっていませんか?

粉瘤(アテローム)は自然に消えない良性腫瘍です。基本的に、悪性化することはありませんが、そのまま放置したり自己判断でケアしたりするのはリスクがあります。それらのリスクから手術による治療法まで、皮膚科専門医が分かりやすく解説します。

顔や体にあるこんな“できもの”放置していませんか?

顔や体にあるこんな“できもの”放置していませんか?
  • 弾力のある「丸いこぶ状」のものがある
  • 中心に小さな「黒い点」がある
  • ニキビのようだけど…つぶしても治らない!

これらの症状は、放置すると悪化する「粉瘤(ふんりゅう)」かもしれません。

粉瘤(ふんりゅう)とは

粉瘤(ふんりゅう)とは

粉瘤は「アテローム」とも呼ばれる良性腫瘍です。
皮膚の下にできた袋状の構造物(嚢腫)の中に、古い角質や皮脂が蓄積して徐々に大きくなっていきます。

体中のどこにでもできる可能性があり、自然に消えることはありません。

見た目の特徴として、しこりの中央に小さな黒い点(開口部)が見られることが多く、これが粉瘤を見分ける重要なサインです。ただし、深い位置にある粉瘤では開口部が確認できない場合もあります。

粉瘤(ふんりゅう)を放置するとどうなる?

粉瘤(ふんりゅう)を放置するとどうなる?

粉瘤は、塗り薬や飲み薬では治りません。
皮膚の下にある「ふくろ(嚢腫)」を取り除かない限り、再発を繰り返します。

また、自己判断で粉瘤を潰すことは絶対に避けてください。無理に潰しても根本的な解決にはならず、細菌感染(炎症)を引き起こして激しく痛む恐れがあります。

粉瘤(ふんりゅう)は、炎症を起こすと大変です

粉瘤(ふんりゅう)は、炎症を起こすと大変です

粉瘤を放置したり、無理に潰して炎症を起こすと、「炎症性粉瘤」になる恐れがあります。炎症性粉瘤になると二次感染を起こし、高熱が出ることもあります。

この状態になると、改善までに時間がかかることもあります。

粉瘤をきれいに改善するためには、できるだけ早めに受診し、炎症が起こる前に日帰り手術で取り除くことをおすすめします。

症例出典:『皮膚科Q&A:アテローム(粉瘤)』公益社団法人日本皮膚科学会

粉瘤(ふんりゅう)の治療法

粉瘤(ふんりゅう)の治療法

粉瘤の根治治療は、手術によってふくろ(嚢腫)を摘出することです。炎症の有無・大きさ・部位に合わせて、2つの術式から最適な方法を選択します。

どちらの術式が適しているかは、粉瘤の状態や部位によって異なります。
診察の上で、患者さん一人ひとりに合わせた方法をご提案します。

紡錘形切除(全切除法)

切除範囲を適切に設計し、ふくろ全体を完全に摘除する方法です。
大きな粉瘤でも対応しやすく、再発リスクを低く抑えることが期待できます。

くり抜き法(へそ抜き法)

数ミリの小さな穴をあけ、内容物とふくろを取り除く方法です。
切開部が小さいため傷跡が目立ちにくく、手術時間が短いという特徴があります。

当院における粉瘤(ふんりゅう)手術の特徴

当院における粉瘤(ふんりゅう)手術の特徴

当院では、院長がすべての手術を担当しています。

● 皮膚科専門医・がん治療認定医である院長が執刀
院長が丁寧に診察・診断を行った上で手術を行いますので、安心してお任せください。

● 身体への負担が少ない手術
局所麻酔で行うため、全身麻酔と比べて身体への負担が少なく、日常生活への影響を小さく抑えることができます。

● 日帰り手術が受けられる
条件が整えば、受診当日に手術を受けていただける場合があります。お忙しい方も気軽にご相談ください。

● 保険適用で手術が受けられる
粉瘤の手術は保険診療の対象となります。
部位や大きさによって費用は異なりますので、詳しくは受診時にご確認ください。

当院の粉瘤(ふんりゅう)手術の症例

当院の粉瘤(ふんりゅう)手術の症例

いずれの症例も「くり抜き法」で粉瘤を取り除いた症例です。
最小限の穴をあけるだけなので傷跡もきれいに治ります。

粉瘤(ふんりゅう)治療は、まず正しい診断から

粉瘤(ふんりゅう)治療は、まず正しい診断から

粉瘤をはじめ、皮膚腫瘍(できもの)には種類が多く、良性・悪性があります。表面からだけでは正しい判断ができず、総合病院と連携が必要なものもあります。

当院では、皮膚科専門医、がん治療認定医である院長が直接診察し、悪性の可能性も含めて適切に診断します。
「なんとなく気になる」という段階でも、一人で悩まずに気軽にご相談ください。


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