肝斑（かんぱん）は、女性ホルモンの影響が原因とされていますが、そのメカニズムは明確には分かっていません。

　肌をこすったり、強いレーザー治療をしたり、と外部からの刺激で悪化することがあるため、肝斑改善には、内服でのインナーケアが有効です。

　当院では、優しい美肌治療「インオン導入・エレクトロポレーション」との複合治療など、一人ひとりに合わせた治療の提案も行っておりますので、ご希望の方は、診察にて気軽にご相談ください。

　ビタミンCをはじめとした有効成分を組み合わせた、美白に効果的な内服セットです。

　強力な抗酸化作用があるため、美白はもちろん、エイジングケア効果も期待でき、内服を継続することで肌の老化を防止して、美白・美肌をキープしてくれます。

　「ケミカルピーリング」や「フォトフェイシャル®：ステラM22」など治療と組み合わせることで、より高い美白効果を得ることができます。

※入荷状況によってはメーカーが異なる場合があります

　トラネキサム酸は、肝斑治療に広く用いられている内服薬です。

　肝斑・シミの原因であるメラニンは、メラノサイトという細胞によって生成されます。メラノサイトは、炎症を引き起こす酵素プラスミンによって活性化されます。トラネキサム酸には、プラスミンの働きをブロックする効果があり、メラノサイトの活性化を抑制することで、メラニン産生量を減らし、肝斑・シミを改善していきます。

　トラネキサム酸は、内服できない方もいますが、抗炎症作用、止血効果が高く、古くから医療現場で用いられるなど、安全性が確立された治療薬です。

※入荷状況によってはメーカーが異なる場合があります

　シナールは、ビタミンCとビタミンB5（パントテン酸）を配合した内服薬です。

　シミの原因となるメラニンの産生を抑制し、シミ・そばかす・炎症後色素沈着などを改善します。また、肌のハリ・弾力に欠かせないコラーゲン生成を促す効果もあり、ハリのあるクリア肌を叶えてくれます。

　ビタミンB5は、皮膚や粘膜を健やかに保ち、皮脂の代謝を促す作用もあるため、ニキビ、皮脂トラブルなどの肌荒れ防止にも効果的です。

　ビタミンCは、「ハイチオール（Lシステイン）」と内服するとメラニン産生をさらに抑制しやすくなるとされており、より高い美白効果を得たい方は、併用がおすすめです。

※入荷状況によってはメーカーが異なる場合があります

　ハイチオールは、L-システインを主成分とする内服薬です。L-システインは、アミノ酸の一種で、皮膚・髪・爪などに多く含まれている成分です。

　紫外線や慢性疲労で増えた活性酸素は、細胞にダメージを与え、シミ、ニキビなど肌トラブルの原因となります。L-システインは、活性酸素を減らす抗酸化作用があり、内服することで肌を健やかな状態へと導きます。

　また、肌の新陳代謝（ターンオーバー）も整えるので、加齢や紫外線の影響で滞っている肌の代謝サイクルを促し、若々しい肌づくりをサポートします。

　ハイチオールは、ビタミンCと内服すると、メラニン産生をさらに抑制しやすくなるとされています。美白効果が高まるため、「シナール」との併用がおすすめです。

※入荷状況によってはメーカーが異なる場合があります

　ユベラは、ビタミンE（トコフェロール）を主成分とする内服薬です。

　ビタミンEは、血流を改善し、末梢循環障害を解消する効果と抗酸化作用があります。血流を十分に行きわたらせることで、皮膚の新陳代謝（ターンオーバー）を後押しするため、シミの原因であるメラニンを体外へ排出して、色素沈着・シミ・そばかすの予防と改善が期待できます。

　強い抗酸化作用もあるので、ビタミンＣとの相乗効果によって、若々しくシミのできにくい肌へと導きます。

※入荷状況によってはメーカーが異なる場合があります

　ピドキサールは、ビタミンB6を主成分とした内服薬です。

　ビタミンB6には、タンパク質や脂質の代謝を促進する作用があり、健やかな皮膚、粘膜、髪づくりをサポートします。また、皮脂の過剰分泌やタンオーバーを整えることで、尋常性ざ瘡（ニキビ）・肌荒れを改善します。

　口内炎、湿疹などのアレルギー症状を緩和する効果も期待でき、持続的に摂取するのがおすすめです。