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顔にしわができる原因は?できやすい部位や対策・予防法を徹底解説

美容皮膚科・自由診療
顔にしわができる原因は?できやすい部位や対策・予防法を徹底解説

しわが出る原因は加齢の他、紫外線や乾燥など、さまざまなものがあります。しわを改善するとしても、原因や種類に合わせたケアをしなければ効果が期待できません。

自分にできているしわの原因が何であるのか、そのケア方法や予防方法などを知っておけば、改善効果を感じやすくなり、若々しい表情で毎日を楽しめるでしょう。

また、美容皮膚科での専門的な治療もおすすめです。専門医の指導のもと、セルフケアよりも効果的にしわに対処できます。

この記事では、しわの原因やケア方法、予防方法、美容皮膚科での代表的な治療などについて詳しく紹介します。

しわができる原因は?

しわができる原因は?

しわができる理由には、加齢をはじめ、さまざまな原因があります。適切なケアをするためにも、自分にできたしわの原因を知っておくとよいでしょう。

ここでは、しわができる代表的な6つの原因について紹介します。

加齢

身体が歳を重ねると、肌の弾力を保つコラーゲンやエラスチン、女性ホルモンなどが減少し、たるみ始めます。肌がたるむと皮膚が重なって、結果としてしわが生まれてしまうのです。

特に50代以降になると、急速に肌が衰えはじめ、再生能力も落ち、深いしわが目立つことも少なくありません。

このような状況になるとセルフケア(化粧水など)だけでは対応が難しくなるため、美容皮膚科での相談がおすすめです。

紫外線

紫外線もしわの発生に影響を与えます。紫外線によって肌の真皮層にあるコラーゲンやエラスチンが破壊されるようになり、肌の弾力が失われ、しわができてしまうのです。

また、紫外線は夏だけではなく、年間を通して地上へ降り注ぎます。日常的に日焼け止めや帽子、手袋などの紫外線対策を意識しましょう。

特に外回りの仕事や、アウトドアスポーツを好む人は、しっかりとした対策が必要です。

乾燥

乾燥は肌のキメを乱し、表面のバリア機能を低下させ、肌を硬くして表面に細かいしわを作り出します。『表皮性しわ』の大敵だといわれており、予防のためには適切な保湿ケアが重要です。

乾燥しやすい環境にいる時間が長い人は特に注意が必要になります。

冬場の乾燥した空気やエアコンの効いた室内では、思った以上に肌が乾燥しやすく、『気が付いた時にはしわが増えていた』ということになりかねません。

肌の水分バランスを適切に保てるように、保湿ケアを欠かさないようにしましょう。

脂肪の減少

急激な脂肪の減少もしわができる原因です。脂肪減少は加齢でも起こりますが、ハードなダイエットで短期間に痩せた場合にも出るケースがあります。

風船から一気に空気を抜くとしぼみ、シワシワになりますが、急激な脂肪減少もこれと同じ原理です。

ダイエットの脂肪減少によるしわが気になる場合には、短期間で一気に痩せるのではなく、ゆっくりと時間をかけて進めたほうがよいでしょう。

表情のクセ

よく笑う人は笑いじわ、眉間を寄せるクセがある人は眉間しわなど、ライフスタイルの中でよく浮かべる表情により、特定の場所にしわができることもあります。

また、表情のクセによるしわと、肌の乾燥によるしわは関係しています。肌の乾燥でできたしわに表情のクセがプラスされると、より深いしわや小じわができてしまいやすくなるのです。

笑いじわのように、前向きな表情によるしわは素敵ですが、気になる人が多いことも事実です。乾燥ケアを念入りに行い、深いしわにならないように気を付けましょう。

生活習慣の乱れやストレス

不規則な生活習慣によって肌の新陳代謝が妨げられることも、しわができる原因です。特に以下のような生活習慣がある人は注意しましょう。

  • 喫煙
  • 過度な飲酒
  • 睡眠不足
  • ストレス

このような生活習慣は肌の老化を早め、しわができやすくなってしまいます。心当たりがあれば見直しを行い、健康的な生活を心がけ、しわを作らないようにしましょう。

しわの種類と適した施術

しわの種類と適した施術

しわの種類は複数あり、それぞれに適した施術があります。治療をスタートする前に自分のしわの種類を知り、適切な施術を受けましょう。以下の表でしわの種類・原因・適した施術について確認してみてください。

種類 原因 適した施術
たるみじわ ・加齢

・紫外線

・医療HIFU(ハイフ)
小じわ(ちりめんじわ) ・乾燥 ・医療HIFU(ハイフ)

・フォトフェイシャル

・ケミカルピーリング

・ドクターズコスメ

表情じわ ・表情のクセ

・姿勢

・ボトックス治療

しわができやすい部位とそれぞれの原因

しわができやすい部位とそれぞれの原因

個人のライフスタイルや体質、表情クセなどにもよりますが、一般的にしわができやすい部位があり、その原因もさまざまです。以下にしわができやすい部位と、それぞれの原因をまとめました。

部位 原因
おでこ ・紫外線

・乾燥

眉間 ・紫外線

・乾燥

・表情のクセ

目の下 ・乾燥

・血行不良による代謝低下

目尻 ・乾燥

・血行不良による代謝低下

・乾燥

・姿勢

特に多い原因が乾燥・紫外線ですが、血行不良による代謝低下や姿勢も重要です。

血行不良はパソコンやスマートフォンの使い過ぎで起こることも多いため、長時間の使用を控えたり、休憩を入れたりしながら使いこなしていきましょう。

首のしわの原因になりやすい『姿勢』は、長時間、下を向き続けることに関係しています。デスクワークなどで下を向く機会が多い人は、休憩やストレッチを取り入れてみてください。

しわを作らないための予防方法

しわを作らないための予防方法

しわを効果的に改善する施術もおすすめですが、何よりもまず『しわを作らない』と意識することも大切です。ここでは、しわを作らないための予防方法について紹介します。

効果的なスキンケア

毎日のスキンケアで、しわに有効な成分が使われているアイテムを取り入れましょう。愛用の化粧水やクリームなどの成分を見直してみてください。

特に、ビタミンC誘導体やコラーゲン、レチノール、ヒアルロン酸が含まれたタイプがおすすめです。それぞれの成分には以下のような働きがあります。

成分 期待できる働き
ビタミンC誘導体 紫外線のダメージを抑える
コラーゲン 肌の新陳代謝を促す
レチノール コラーゲンを増やす
ヒアルロン酸 高い保水力がある

この他、洗顔の際は洗顔料を泡立てて優しく丁寧に洗うことや、お風呂上がりには保湿ローションを使うなどのケアも効果が期待できます。

紫外線対策をする

日焼け止めの使用や日傘・帽子・サングラスなどを使い、日常的に浴びる紫外線の量を減らすことも大切です。外出は紫外線が少ない時間帯を選ぶのもよいでしょう。

また、日焼け止めを選ぶ際には紫外線防止効果が期待できる『SPF』や『PA』への注目も必要です。

特にしわ予防を考える場合、しわの原因になる紫外線の種類『UVA(紫外線A波)』をカットする効果の強さを示す『PA』が重要になります。日焼け止めを選ぶ際は以下を参考にしてみてください。

  • 強い日差しの下でのアウトドア行動…PA++++
  • 屋外での軽い運動…PA++~
  • 散歩など一般的な外出…PA+~++

PAのあとにある+の数が多いほど防止効果が高く、最高値は「PA++++」です。

表情筋を鍛える

表情筋を鍛えると、加齢で下方へ落ちてたるみやすい肌を支える力が強くなり、しわ防止効果が期待できます。

トレーニング方法は複数ありますが、代表的なものには以下があります。

トレーニング方法 効果が期待できる部位
眉頭を軽くつまみ、揺らしながら眉尻へ移動させる。 ・おでこ

・眉間

額を手のひらで押さえ、眉を上げないようにしながら目を大きく開く。 ・おでこ
口角を上げ、エラの下から頬肉を持ち上げる。 ・頬のたるみ

隙間時間にできるものが多いため、ぜひ試してみてください。

ストレスコントロール

ストレスは肌の新陳代謝(ターンオーバー)を乱す原因です。

日常生活や仕事、学業などではどうしてもストレスが溜まるものですが、趣味を楽しんだり気分転換をしたりして、ストレスを解消する方法を取り入れていきましょう。

できてしまったしわのケア方法

できてしまったしわのケア方法

できてしまったしわは美容皮膚科の施術で改善できますが、その他、日常生活の中でできるセルフケアをプラスすればさらによい結果が期待できます。

ここでは、できてしまったしわのケア方法について紹介します。

保湿・紫外線ケアを徹底する

保湿や紫外線ケアを徹底することで、乾燥や紫外線が原因のしわが現状より深くなることを防ぎやすくなります。

前述の『効果的なスキンケア』や『紫外線対策をする』は、できてしまったしわのケアにも有効なため、あきらめずに続けていきましょう。

スキンケアに医薬部外品を取り入れる

スキンケアに使う化粧水やクリームなどのアイテムを、医薬部外品にすることもおすすめです。

医薬部外品とは、一般的な市販品よりも有効成分の濃度が濃く配合されており、悩みのケアにより高い効果が期待できます。

厚生労働省が認可した製品のみが医薬部外品として認められるため、安全性も心配ありません。

また、皮膚科での受診を受けたうえで使用できるドクターズコスメも医薬部外品です。

しわをケアする美容皮膚科の治療

しわをケアする美容皮膚科の治療

美容皮膚科ではしわをケアする治療が受けられます。セルフケアでは改善が難しいしわへのケアも可能なため、しっかりとした効果を期待する人は美容皮膚科で相談してみましょう。

ここでは、しわをケアする美容皮膚科の治療について紹介します。

オリジオX(oligioX)

オリジオX(OrigioX)は高周波(モノポーラRF)を利用した、切らないたるみ治療機です。

真皮層や皮下組織の線維芽細胞を刺激することで、コラーゲンやエラスチンの生成を促進し、高いリフトアップ効果と継続的な肌質改善が期待できます。

2種類の照射モードが搭載され、肌質や個人の悩みに適した施術が可能になっており、フェイスラインの引き締めやしわ、毛穴の改善に効果を発揮します。

また、優れた冷却機能もあり、施術中の痛みや熱感が抑えられているため、痛みが心配な人や医療美容の初心者も受けやすいでしょう。

ダウンタイムはほとんどなく、当日からメイクや入浴も可能で、忙しい人にもおすすめの治療です。

ピコシュア®プロ(PicoSure®PRO:ピコレーザー)

ピコシュア®プロ(PICOSURE® PRO:ピコレーザー、以下ピコシュア®プロ)は肌の悩みに幅広くアプローチする医療レーザーで、しわ改善の効果も評価されています。

肌に刺激を与え、皮膚を活性化する効果があり、その効果によって小じわを改善させます。

厚生労働省とアメリカFDA(U.S. Food and Drug Administration、米食品医薬品局)の両方から認可を受けており、しわの他、くすみ・ハリ・つや・ニキビ跡など多くの悩みへの対応が可能です。

フォトフェイシャル®:ステラM22

フォトフェイシャル®:ステラM22は、IPL(Intense Pulsed Light)の光エネルギーでしわの悩みへアプローチする治療方法です。

光エネルギーで線維芽細胞を刺激することにより、コラーゲンやエラスチンを生成し、小じわや毛穴の開きを改善します。

痛みやダウンタイムがほとんどなく、施術直後からメイクが可能なため、平日の仕事帰りやイベント前に受けやすいことも特徴のひとつです。

ケミカルピーリング

ケミカルピーリング薬剤で肌表面の古い角質や汚れを落とし、ターンオーバーを正常化させる治療方法です。

治療時間が短く、ダウンタイムもほとんどないため、施術直後でもメイクが可能です。

肌への負担が少なく、レーザーのような医療機器を使わない点は、美容皮膚科を初めて利用する人でも気軽にトライしやすいでしょう。

医療HIFU(ハイフ):ウルトラフォーマーⅢ

医療HIFU(ハイフ):ウルトラフォーマーⅢは、熱エネルギーを照射し、コラーゲンやエラスチンの生成を促す治療方法です。

皮膚深部のSMAS層(筋膜)へ直接働きかけることにより、リフトアップや小じわの改善など、しわを始めとしたエイジングの悩みに効果的にアプローチします。

一般的な医療HIFUよりも刺激が少ないため、「あの刺激が苦手だからやりにくい」と悩んでいた人にもおすすめです。

ボトックス治療

筋肉に注入するボトックス注射は、しわの中でも特に『表情じわ』の悩みへアプローチする治療方法です。

ボトックスには筋弛緩作用があり、表情じわの原因である筋肉の過収縮へ作用してしわを改善します。

小顔治療や多汗症(ワキ汗)の解消効果も期待できるため、幅広い層から注目を集めています。

ヒアルロン酸注射

ヒアルロン酸はもともと人体にある物質で、コラーゲン組織の保持をサポートするほか、保水性にも優れています。

ヒアルロン酸を注射することにより、皮膚にふくらみを出し、しわを持ち上げてハリのある肌にする仕組みです。

しわやほうれい線にピンポイントでアプローチでき、短時間の施術で済むため、美容皮膚科治療の初心者でも比較的始めやすいでしょう。

※当院では行っていない治療です。

マッサージピール

マッサージピールは、マッサージをしながら薬剤を肌の深層まで浸透させ、角化細胞や線維芽細胞を活性化させることにより、コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸生成を促進する治療方法です。

増産されたコラーゲンなどの成分はしわの悩みへ作用し、ツヤ・ハリのある肌をよみがえらせる効果が期待できます。

『ダーマペン』との相性もよく、併用する『ヴェルベットスキン』を受けることで、より美しい肌に近づけるでしょう。

ダイヴ サインズセラム

ダイヴ サインズセラムはしわ改善有効成分「ニールワン®」を配合した、医療機関専売の美容液です。

真皮内の好中球エラスターゼの働きを抑え、コラーゲンやエラスチンなどの分解を防ぎ、肌のハリと弾力を保ちます。

また、目元や口元などのしわが気になる部分に重点的に使うことで、エイジングサインにアプローチし、なめらかな印象の肌へ導きます。

クリーム状のテクスチャーは伸びがよく、肌に密着し、ベタつきのない使い心地です。低刺激処方になっており、敏感肌でも使いやすい特徴も見逃せません。

当院、成増駅前かわい皮膚科でもお求めいただけるため、興味のある方はお気軽にご相談ください。

まとめ

歳を重ねた人の自然な変化とはいえ、しわができたり増えたりするのは嫌だと感じる方も多いです。

しわの種類やできる原因を知り、日常生活の中で予防できる方法を取り入れていきましょう。保湿や紫外線防止はもちろん、美容皮膚科での治療もおすすめです。

美容皮膚科の施術は、セルフケアではカバーしきれないしわの悩みにもアプローチでき、原因に合わせた治療で改善へ導きます。しわで悩んでいる人は、美容皮膚科の治療も検討してみてはいかがでしょうか。

成増駅前かわい皮膚科では、しわの悩みを改善に導くレーザー治療やピーリング治療、美容効果の高い注射、ドクターズコスメなど、幅広い治療手段を取り扱っています。

しわの悩みを改善する方法を求めている人は、ぜひ一度当院へご相談ください。


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