メニュー

シミ(老人性色素斑・肝斑・そばかす)の種類と治療法

シミ(老人性色素斑・肝斑・そばかす)の種類と治療法 シミ(老人性色素斑・肝斑・そばかす)の種類と治療法

 「シミ」と一言で言っても、その種類はさまざまで、発症原因も異なります。

 また多くの場合、複数のシミが混在しているため、シミの種類や治療法を誤ると、悪化してしまうこともあります。

 当院では、皮膚科専門医である院長がシミの種類を診断し、適切な治療法を提案することで、効果的・効率的なシミ治療を行っています。

シミ(老人性色素斑・肝斑・そばかす)の原因

 シミ治療におけるポイントは、「メラニンの破壊」と「ターンオーバーの促進」です。

 シミは、紫外線や摩擦などの刺激などで、皮膚内部で過剰に生成されたメラニンの沈着によって発生します。

 若い時や皮膚が健康な時は、メラニンが生成されても、肌のターンオーバー(新陳代謝)によって排出されますが、加齢などでターンオーバーのサイクルが乱れると、メラニンが排出されずに蓄積され、肌表面に色濃く浮き出るようになってきます。

 そのためシミ治療においては、「メラニンを破壊する」「ターンオーバーを促進させる」治療を組み合わせることで、効果的にシミを改善することができます。

シミ(老人性色素斑・肝斑・そばかす)の種類と治療法

 「シミ」と一言で言っても、先天性のものや後天性のものなど、その種類は数多くあります。複数のシミが混在していることも多く、適切なシミの判別は容易ではありません。

 またシミの種類が異なれば、治療法も異なります。シミによっては、誤った治療を行うことで悪化するものもあり、シミを適切に見極めた上で、治療を選択することが重要となります。

 当院では、皮膚科専門医である院長が、丁寧な診察によってシミの診断をします。また、メインとなる治療だけでなく、美容点滴や内服などのインナーケア、スキンケアなど、多角的な角度からの組み合わせ治療を提案しています。

 一人ひとりの症状に合わせたオーダーメイド治療を提案することで、効果的にシミを改善することができます。シミでお悩みの方は、まず診察にてご相談ください。

老人性色素斑(ろうじんせいしきそはん:日光黒子)

 20~30代を過ぎると発生する、最も一般的なシミです。

 紫外線によるシミの代表格で、顔、手の甲、腕など、日光に当たる部位にできます。数mm~1cmほどの茶色いシミで、境界線がはっきりしているのが特徴です。

 「フォトフェイシャル®:ステラM22」「Qスイッチレーザー」などのレーザー治療で、効果的に改善できます。老人性色素斑(日光黒子)は、加齢によるターンオーバーの乱れも要因なので、ターンオーバーを促す「ケミカルピーリング」や「美容点滴」などを組み合わせることで、より高い美白効果が期待できます。

  • 20~30代以降に現れたシミ
  • 顔、手の甲、腕など、紫外線に当たりやす部位にできている
  • 境界線がはっきりしている
  • 大きさ、形はさまざま

老人性色素斑の治療法を見る

肝斑(かんぱん)

 頬や目の下、額などに左右対称に現れる薄茶色のシミで、30〜60代の女性に多く見られます。

 肝斑の発症原因は明確には分かっておらず、女性ホルモンなどが影響していると言われています。そのため、妊娠や出産前後に現れることが多いです。また肝斑はとてもデリケートなシミで、こすったり強い刺激を与えると濃くなるため、刺激の強いレーザー治療は禁忌とされています。

 そこで当院では、肝斑治療も可能な「ダーマペン4(Dermapen4)」や、オリジナルの内服セットなどによる肝斑治療を行っています。

  • 30~40代頃からシミが現れた
  • 頬や目の下に左右対称にぼんやりとした褐色斑がある
  • 妊娠、出産前後にシミが現れた
  • こすったり、レーザー治療をしたことで濃くなった

肝斑の治療法を見る

雀卵斑(じゃくらんはん:そばかす)

 幼少期以降に発症する、直径数mmほどの斑点状のシミです。鼻を中心に、左右に散らばって現れます。

 遺伝的要素が強いと言われており、親にそばかすがあると発症しやすく、日焼け・妊娠によって症状が悪化することがあります。

 雀卵斑(そばかす)は広い範囲で現れることが多いですが、「フォトフェイシャル®:ステラM22」「Qスイッチレーザー」などのレーザー治療で充分な改善効果を得ることができます。

  • 3歳以降の比較的幼い時に現れたシミ
  • 両頬、鼻の頭を中心に、左右散らばって発症している
  • やや明るい色素斑である

雀卵斑(そばかす)の治療法を見る

ADM(後天性真皮メラノサイト―シス)

 両頬や額に、左右対称現れる青みを帯びた茶褐色シミ(あざ)で、2mmほどのシミ(あざ)が斑点状に現れるのが特徴です。

 発症原因は明確には分かっておらず、肝斑やそばかす(雀卵斑)と似ており、かつ混在していることもあるため、誤診されることもある難しいシミです。

 ADM(後天性真皮メラノサイト―シス)は、シミの原因であるメラニン色素をつくるメラノサイトが皮膚深層に存在しているため、「Qスイッチレーザー」での肌深層へ届くレーザー治療が適応となります。

  • 20~30代になってシミが現れた
  • 数mm程度の青みがかった茶褐色のシミ(あざ)が点在している
  • 両頬、額に左右対称性に発症している

ADMの治療法を見る

扁平母斑(へんぺいぼはん:茶あざ)

症例出典:『皮膚科Q&A:アザとホクロ』公益社団法人日本皮膚科学会

 出生時や生後間もなく発症するシミで、一般的に「茶あざ」と呼ばれています。皮膚の盛り上がりはなく、コーヒーの様な黒さでなく、ミルクコーヒーのような茶色のあざのため「カフェオレ班」と呼ばれることもあります。

 扁平母斑(茶あざ)は悪化することはほぼありませんが、自然にも消えないため、「Qスイッチレーザー」によるレーザー治療が効果的です。また扁平母斑(茶あざ)は、再発が多いシミでもあるため、早期治療がおすすめです。

  • 新生児~幼児期に現れたシミ
  • 黒っぽくなく、ミルクコーヒーのような薄茶色をしている
  • 卵円形、もしくは境界線がギザギザとしている

扁平母斑の治療法を見る

太田母斑(おおたぼはん:青あざ)

症例出典:『皮膚科Q&A:アザとホクロ』公益社団法人日本皮膚科学会

 一般的に「青あざ」と呼ばれているシミです。出生時に発症することはなく、生後半年後頃、もしくは思春期以降に発症します。

 主に顔に発症し、額、目の周り、こめかみ、頬から鼻にかけて、青褐色のシミ(青あざ)が見られます。

 太田母斑(青あざ)は、メラニンをつくるメラノサイトが皮膚深層に存在するため、フォトフェイシャルやピーリングでは治療が難しい症状です。そのため、「Qスイッチレーザー」によるレーザー治療が適応となります。

  • 青褐色のシミ(あざ)が顔の左右どちらかに発症している
  • 乳児期からあったシミ(あざ)が、年齢とともに濃くなってきた

太田母斑の治療法を見る

HOME

美容施術予約ボタン
▲ ページのトップに戻る

Close

HOME